dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

運動はすれば良いというものではない

健康のために食事、運動、睡眠が大切だということは誰もが知っていることです。

でも、近頃、運動します!と言っている人の運動するということが目的になって、

手段と目的が入れ替わっているという人が多いように思います。

 

もちろん、生活習慣の改善を目指して、整えるということはとても大切です。

ただ、その運動の質はどうなのかということをもっと考えなければなりません。

 

今、機械技術も進歩していて、座るだけで、筋肉を動かしてロコモを防ごうなどという企業もいます。

人は、意識して筋肉を動かすように進化しています。

なので、他動運動の効果と自分の意思で行う運動の効果は比較にならないくらい、

意識して自分で動かす運動のほうがよいのです。

 

運動は筋肉をつけるということだけが良いわけではなく、

意識して自分の身体を操作することで、脳を刺激するという効果を期待するものでもあります。

脳機能が刺激されるということは、それに関わる全身の機能が影響を受けるということです。

血液の流れや内分泌(ホルモン)、血管、内臓など全てです。

 

自分の身体がどのように動いているか、どのように動かすのが正しいのか分からずに動かしても効果は薄い。

 

私は、ダンスのお陰で、足の中で重心が数ミリ単位でコントロールすることを要求されてきました。

自分では出来ているつもりだけど、出来ていないことがあるということを知っているのです。

 

自分の身体のパーツ全てを自分の思い通りに動かすのはとても知識と技術が必要。

知識と技術がなければ、身体を痛めるということも起きてしまいます。

 

勉強と練習が大切。正しい知識を教えてくれるひとに習うということがとても大切だと思います。