dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

立つ

弟が子供にバスケットを教えています。以前流行った4スタンス理論の勉強を始めるとのこと。4スタンス理論は、すべての人が同じ方法で身体を使える訳ではない、個体定理があるという考え方。身体の動きが連動しやすい方法が一人一人4つのタイプに分かれ、それぞれのタイプに合った身体の使い方をすると効率が良いというの理論です。私も以前本を買って勉強しました。確かにそうなのです。

 

クラッシックバレエの先生に、私は身体が硬くて股関節も開きにくいという悩みを伝えたことがあります。先生は、硬い人、可動域が狭い人にはその人なりの踊り方が出来ると言ってくれました。10年間世界ラテンチャンピョンの記録を持つダンサー、カルメンも身体が硬いと言っていました。その言葉は私に光を与え、上手くなれると信じて今まで頑張ることが出来たのです。

 

全ての人に当てはまる理論とその人に当てはまる理論を分けて考えて動きを分析、修正する必要があります。自分がこの方法で上手くなったからと言って、その方法が他の人にも通用するかというとそうではないのです。

 

「立つ」ということに関して考えてみてください。関節の角度、重心の位置、視線など自分はどう立っているか。どういう立ち方が自分の魅力を引き出せるか、次に起こす動作ために全身の可動域がしっかり使えるか、無駄な力が抜けて最も疲れにくい姿勢か。

 

地面をしっかり踏む

骨盤を垂直に立てる

肩甲骨を垂直に立てる

中心軸を感じる

 

これらを行うよう伝えても身体を意識する場所、感覚、影響は一人一人異なります。自分に合った使い方を見つけられるよう身体と向き合いたいものです。