dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

自分の世界

最近のビジネスの基本は、本物の提供になってきていると感じます。質です。

勿論、看護師というお仕事も同じだと思います。ダンスに関しても同じことが言えると思います。

情報が手軽に入手できる時代なので、消費者も知識があるのです。見る目が厳しくなってきているのも確か。専門職もその道のプロも自分のプライドがあります。経験や拘り、譲れないことがあります。

 

ついこの前まで、大量生産してどんどん売るという流れが主流でした。流行も短いスパンで移り変わり、次々と商品が生み出されては廃れていく。

不景気なのもあり、良いものを安く手にいれるという感覚が根付いているのかもしれません。どの業界も同じ雰囲気を感じます。

 

プロフェッショナルの番組で、共感できるビジネス経営者がいました。自分のブランドは解って貰える人だけに解ってもらいたいという考えです。万人受けする商品を拒否。ブランドの個性を重視する。数が売れる、お客の数が増えるといったことを重視するという感覚が一切ないのです。

なので、根強いファンが多い。永年離れないのです。私もこのタイプ。ダンスに関しては、何より表現重視。自分の世界が大事。自分のスタイル、スタンスが大事なのです。解ってくれる人は少ない方が良いくらいです。

 

看護師というお仕事に関してもそうです。病院経営もビジネスの時代。入院期間を短縮させて、退院後のことをフォローせず、点数が取れないからとたらい回す。こんなのおかしいです。経営の視点も当然大事なのですが、ベースに看護の心が大事だと思うのです。一人一人ときちんと向き合っているということ。その人の人生の質を考え、色んな切り口でアドバイスや選択肢が与えられること。身体だけでなく、心のケアまで提供出来ること。病院のリピーターになんて誰もなりたくないでしょうが、相談窓口はあった方がいい。やはり、人と人の繋がりが大切なのです。看護師になりたてのころの看護部長が「愛ある看護」を掲げて病院を牽引していました。病院の質は、看護師の質に比例していることが解っているからだと思います。

 

自分と同じ温度、同じ世界を持つ人達が集まるという法則がある気がします。心を大切に、自分が大切にしている価値観で良いと思うのです。