肘の角度は、90度を超える120度が最も筋力が大きい状態だそうです。
スタンダードのホールド、男性は左、女性は右のアームでフレームを作ります。この角度、大体120度くらいです!!これを知ったとき、ダンスの理論を組み立てた人は天才だと思いました。人間の身体を熟知していなければ、このようにホールドすることは出来ないでしょう。誰もスタンダードで右腕をこの角度にする理由を教えてくれたことはないのです。
ホールドは動きを固めるのではなく動く、変化するものですが、肘の角度をキーブした状態で前腕が回内、回外し、肩甲骨が脊柱に寄るか離れるかで形を変えるのです。脊柱の回旋でポジションを変化させます。
これを知ったとき感動しました。
全てに意味があるということなのです。
ボールルームダンスって奥深い。改めて。