初めての施設訪問でした。
自分のダンスをダンスパーティー、ショータイム、スタジオ以外で踊るということはあまりないので、
新鮮でした。
私が、ダンスも社会貢献に使いたいと思ったのは、
新型コロナウイルス感染症流行時に、ストレスが溜まる患者さんをなだめるために病棟で踊ったダンスがきっかけです。
うつ病で、表情がない患者さんが一瞬で笑顔(口角が上がった)になったのがとても感動的でした。
こんなに簡単に笑顔になるなら早く踊っていれば良かったとも思いました。
病院を退職して、今までお世話になった方々へ間接的にでも恩返しが出来るように、
どこかで踊って見ようと思い立ちました。
ボランティアを募集している施設がご近所にあったので、
行ってみることにしました。
自分が踊るダンスよりも、やっぱり利用者さんと組んで踊るのが一番皆の反応が良かった。
即興で踊れるのは私の強み。
お相手が一切踊れなくても、立ったままでも
リードされているように見せることができます。
師匠にいつだったか言われたことがあります。
どこでも、誰とでも、美しく踊れるのがプロだと。
本当にそう思います。
その言葉を目標にして、毎日練習してきました。
自分のバランス、どんなパフォーマンスもまず、一人で出来なければカップルで踊れることはないのです。
1人で出来るということが
カップルで踊るための前提、第一条件。
改めて。
人が一瞬で笑顔になるのは、ダンス以外にない。
やはり、ダンスが世界を救うのです。