きまたりょう先生が「世界一わかりやすい筋肉のつながり図鑑」という本を出版されました。
私はInstagramで彼をフォローしています。
彼の説明はとても解りやすく、他の人にはない、身体の連動についての情報を発信していたからです。
筋肉の名前や筋肉がどのように動くか、どのような方向に動かすかということを説明している人は山ほどいます。
でも、つながりについての情報を発信している人はいない。私の知る限りですが。
ダンスは、つながりを重視した身体操作が求められます。
自分の身体のパーツを全てバラバラにして、その動きを連動し統合していく。
トッププロほど、細かい拘りを持ち、修正をかけている。
たった、数センチ、数ミリ動いても気づかれる。
凄い世界なのです。
自分の身体のことが解るだけでなく、それを人の身体でも論じるという知識と技術が必要だということ。
まず、自分が体得しなければ、人には指導できません。
私も自分の身体を修正し続けて、24年が経っていました。
もうすぐ25年です。
そうしていると、他者の身体の不具合も解るようになっています。
そして、私は、猫背で、まっすぐ立つということもできなかった時期があるので、
出来ないとどうなるか、どこを変えるとどこが変化するかということを
自分の身体で解っています。
繋げるということが出来るようになるまで、何十年もかかったということです。
人にマッサージしてもらったり、外の力で骨を移動させるということは無理だと思います。
自分の動きには癖があって、毎日正確に身体を使っているわけではないからです。
元に戻ってしまうのです。
だから、定期的に自分の動きを修正する必要がある。
そして、その修正されたことをずっと意識して生活を送る必要がある。
なかなか根気のいる作業ですが、これが、面白いのです。
自分の身体を自分で操作できる力。
身につくまでには時間がかかります。
でも、この本があれば、どことどこが繋がっているから、
修正したときの不具合が出ないように意識することができます。
私もこの本を見て、うなずくことばかり。
知識が統合されていく。
これをたくさんの人の健康に役立てよう。
私にしか出来ないことをしよう。
社会貢献するための手段の一つ。身体操作。ウォーキング。姿勢。
頑張ります。