dancemode’s blog

身体と向き合う毎日を発信します✨

肩甲骨

肩の後方から肋骨を覆っている三角形状をした大型の骨。肩甲骨は腕や肩の動きに加え、胸や背中の動きの要と言っても過言ではない重要な骨です。体幹と上肢を繋げ、自在に動きます。宙に浮いた不安定な状態でもあります。

 

肩甲骨と体幹を繋ぐのは鎖骨のみ。あとは筋肉が肩甲骨を支えています。6方向(挙上、下制、外転、内転、上方回旋、下方回旋)に肋骨の上をスライドするように動きます。

 

ダンスでも肩甲骨が機能していることが表現に繋り躍動感にも影響を与えます。胸のボリュームを出したり、腕の距離を伸ばしたり、ボディのしなりや空間を操るのにも必要です。

 

腕を回したり、背中で腕を組んで持ち上げたり、両側の肩甲骨の距離を広げたり、片方ずつせぼねに寄せたり・・・。

私は普段から歩くとき、肩甲骨から腕を振る意識をもっています。このシンプルな動作の効果は絶大。毎日鏡を見てチェックするのです。肩甲骨が綺麗に機能した背中は美しい。

 

師匠のスタジオのトイレ前の鏡に、「後ろ姿もチェック!」と書かれています。やはり、ダンサーは全身くまなく美しくあれという意識が大切なのです。

 

美しい背中で踊りたいものです。