PTSDの患者さんが
一人でいると
何でもない音や物、人に反応して
辛い経験を思い出すそうです。
孤独は寿命を縮めるというデータもあるそうです。
過敏、過剰な反応をする人には
ゆっくりお話を聴いて
どうやって過ごしたらいいか
などお伝えします。
お薬を飲みたくないという人が多いので。
大変な時もあります。
飲みたくないなら
飲む必要はないけど
対処方法は学ぶべきでしょう。
同じ経験をしていないので
共感は出来ないけど
そばにいるだけで
お話を聴くだけで
気持ちが静まることも多いです。
エクスポージャーを行ったら
自分の感情をコントロール出来るようになる
というから
自分を客観視して何に反応して
どんなときに思い出すかなどを分析してみます。
そんなことが起きて
よく無事だったなとか
私が同じこと体験したら
耐えられないだろうなとか
色んな経験をしている人が沢山いて
そういう人に接する機会のある
お仕事は貴重な経験をさせて貰ってると
思うのです。
毎日の幸せが当たり前じゃないし
毎日健康でいれることが当たり前じゃないし
毎日何も起きないことが当たり前じゃないし
どれだけ自分が恵まれてるか実感します。
周りからしたら全然大したことないけど
私も大好きだった人の存在を
思い出すことがあります。
楽しいことも辛いことも。
私は好きな人がいなくなっただけだけど
まだ···
最後に話したことを思い出して
胸が苦しくなったり涙が出たりします。
考えたって仕方ないんです。
でも心の傷は
時間がかかる。
大丈夫だと思っても
何かの拍子に記憶が甦る。
表に出るか出ないか
出すか出さないか
人それぞれだけど
愛する人の病気や死
自分の病気や未来
起きたことや
これから起こること
色々考えてしまうから。
痛みを知っている人は
人にも優しく出来るし
同じ思いをした人に
寄り添えるようになります。
悪いことばかりじゃないけど。
この痛みも
いつか自分の人生をドラマチックにするのに
必要だったと
いつか思えるようにしますけど。
上手くいくこと
いかないこと
沢山味わった方が
人間の深み、味が出て良いと思ったりします。
経験が無駄にならないようにしていく。
皆頑張ってる。
結構
人って強いかも。
